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~日本初・純国産ヒューマノイドロボット開発に向けたモノづくり体制と製作ロボット内容を発表~

作成者: KyoHA事務局|Jan 30, 2026 3:09:58 AM

※2025年10月2日に発表した過去プレスリリース記事を、2026年1月30日に再掲しております。

 

早稲田大学
沖縄科学技術大学院大学
株式会社テムザック
株式会社村田製作所
SREホールディングス株式会社
マブチモーター株式会社
カヤバ株式会社
NOK株式会社                                    ヒーハイスト株式会社

早稲田大学、株式会社テムザック、株式会社村田製作所、SREホールディングス株式会社が、日本のヒューマノイドロボット産業の再興を目指す新団体として設立した一般社団法人「KyoHA(京都ヒューマノイドアソシエーション)」における進捗状況として、モノづくりの体制、製作するロボットの概要、今後のスケジュールを中心に最新情報を発表します。
また上記企業・団体に加え、今回新たに沖縄科学技術大学院大学(OIST)、マブチモーター株式会社、カヤバ株式会社、NOK株式会社、ヒーハイスト株式会社が参画いたします。

 

 

■ 設立の背景

近年、米国の巨大テック企業や、中国のIT・EV・ロボット企業を中心に、ヒューマノイドロボット開発が急速に進展しています。日本はかつてのロボット先進国としての存在感を示していかなければなりません。                                加えて、日本国内では自然災害や労働力不足といった社会課題が深刻化しており、ロボティクス技術への期待が高まっています。特に、人間に近い動作性能を持ち、極限環境下でも活動可能な「ヒューマノイドロボット」は、次世代の機械システムとして注目されています。    しかし、AIやソフトウェアの進化が進む中で、ハードウェア領域における国産開発体制や産業としての統合的な取り組みは未整備の状況です。こうした課題を打破すべく、モノづくりの都・京都にて、日本の技術力を結集する新たな産業連携の枠組みとして「KyoHA」を設立致しました。

 

 


1.モノづくりの体制

現在、以下の企業・機関がメンバーとして参画しており、加えて、多数の企業・団体との連携に向けた対話が進行中です。産業界・学術界を横断する“ヒューマノイドのための日本連合”として、今後も広く参画を募ってまいります。

 

 

 

2.製作するロボットの内容

実用性の高いヒューマノイドの実現に向けて初期プロトタイプを製作します。        その後、パワーを発揮できるモデルと俊敏性/機能性を備えたモデルの2系統のヒューマノイドを製作します。

1st Step

  • 初期プロトタイプ
    • 汎用部品を活用し、ヒューマノイドモデルの基礎構築と技術課題の把握を目的とした初期型

2nd Step

  • パワー重視モデル
    • 災害現場や建築・土木など、過酷環境下での活動を想定した高出力型
  • 俊敏性/機能性重視モデル
    • 国内研究者が使える日本製モデルにする
    • 成人サイズにて俊敏性や機能的な動作を行う
    • 将来的にロボカップへの提供を行う

3.今後のスケジュール

本団体は、2025年8月に一般社団法人として設立を終え、2026年度内には第1弾の開発・実装に向けた具体的施策を発表予定です。

  • 2025年末:製作するロボットのスペック確定
  • 2026年3月:初期プロトタイプ製作予定
  • 2026年末:2ndプロトタイプ製作予定

 

■理事および会員紹介 

  • 理事長:早稲田大学                                                                                                                       創造理工学部 総合機械工学科 教授 高西 淳夫(たかにし あつお)                                     早稲田大学ヒューマノイド研究所所長/IEEEフェロー/日本ロボット学会フェロー/       日本機械学会フェロー                              早稲田大学機械工学科卒業・同理工学研究科修士・博士課程を経   て同工学博士取得、助手・専任講師・助教授を経て現職。2足歩行ヒューマノイドをはじ   め多くのヒューマノイドの研究開発に従事、国内外の大学や企業との共同研究も多く、社   会実装例も多数。元日本ロボット学会会長。 

 

大学院情報生産システム研究科教授 橋本 健二(はしもと けんじ)          早稲田大学機械工学科卒業、同理工学研究科修士課程・博士後期課程修了、博士(工学)。仏・College de France-CNRS博士研究員、明治大学准教授を経て、2022年9月より現職。人間搭乗型2足ロボット、2足ヒューマノイド、災害対応4肢ロボットなどの脚型ロボットの研究開発に従事。近年はAIを活用したロボットの運動制御や複数ロボットの協調制御へと研究領域を広げている。 

 

  • 株式会社テムザック                                 代表取締役議長 髙本 陽一(たかもと よういち)                            神奈川大学法学部卒業後、産業機械製造会社に入社。1993年からロボット開発をはじめ、2000年、テムザック設立。2020年から現職。人と共存して現場で働くロボット“ワークロイド”の開発をミッションとし、実証実験に終わらせない産業としての構築に尽力している。 

 

代表取締役社長 川久保 勇次(かわくぼ ゆうじ)                   2005年、九州工業大学大学院博士後期課程を中退し、株式会社テムザックに入社。台湾現地法人テムザックフォルモサの代表(董事長)、テムザック執行役員などを経て、2020年に代表取締役社長に就任。  

 

  • 株式会社村田製作所                               執行役員 川島 誠(かわしま まこと)                        1987年金沢大学を卒業後、村田製作所に入社。高周波部品を担当後、2017年より機能デバイス事業部長。2022年より技術企画、新規事業推進統括部長、2023年より執行役員となり現在に至る。 

 

  • SREホールディングス株式会社                            コンサルティング&テクノロジーソリューション事業本部 佐々木 啓文(ささき ひろふみ)                                       コンサルティング&テクノロジーソリューション事業と新規事業の立ち上げを推進。製造業を中心に、AI・Robotics分野において新規事業立ち上げや各種改革に従事。 

 

  • 沖縄科学技術大学院大学(OIST)                            沖縄科学技術大学院大学 教授(アジャンクト)北野 宏明(きたの ひろあき)              国際基督教大学教養学部理学科(物理学専攻)を卒業後、京都大学にて工学博士号を取得。生物学とシステム科学を融合させたシステムバイオロジーという新分野を創出。RoboCupを創設し、自律型ロボットによる競技会を通じてロボット研究の発展に大きく貢献。IJCAIの会長、米国人工知能学会 (AAAI)のフェロー、国連のAIハイレベル諮問委員会メンバーを務めるなど、その活動は産学を通じて多岐にわたる。 

 

  • マブチモーター株式会社
    取締役常務執行役員 事業統括 中村剛(なかむら つよし)               1988年入社。香港支社勤務の後、本社パワーユニットモーター事業部長、ヨーロッパマブチ社長等を歴任。その後、執行役員 営業本部長などを経て、2025年3月より取締役常務執行役員 事業統括を担う。 

 

  • カヤバ株式会社
    技術本部 基盤技術研究所 所長 伊藤隆(いとう たかし)                          1994年入社。油圧機器に関するシミュレーション開発、最適設計技術の開発等に従事。    2025年4月より現職。 

 

  • NOK株式会社
    上席理事 NOK Sealing Solution CTO 庄島 大八(しょうじま だいはち)         1991年入社。精密・Oリング事業部 副事業部長、技術本部 副本部長、NOKグループR&D Technical Director等を歴任。その後、2025年4月よりNOK Sealing Solution CTOを担う。 

 

  • ヒーハイスト株式会社                              専務取締役 営業部担当 尾崎 文彦(おざき ふみひこ)                    1997年入社。製造部長を歴任後、取締役製造部長、取締役営業部長を歴任。       その後、専務取締役営業部長を経て、専務取締役執行役員営業部を担当。 

 

 

■株式会社テムザックについて                                                                                     人とロボットの共存社会を目指すサービスロボットメーカーです。医療、建築、パーソナルモビリティ、災害レスキューなど重労働や人手が足りない現場で、人に代わって活躍する多様な実用ロボット"WORKROID"(ワークロイド)を開発しつづけています。 

  

■株式会社村田製作所について                                          ファンクショナルセラミックスをベースとした電子デバイスの研究開発・生産・販売。「中期方針2027」において、ロボティクス分野を含む先端技術領域への積極的な取り組みを掲げており、社会的課題の解決に資する技術の開発を通じて、持続可能な社会の構築に貢献していきます。 

 

■SREホールディングス株式会社について                                         SREホールディングス株式会社はリアルビジネスのAIテクノロジー実装を通じ、蓄積した知見やデータを商品開発に活用しており、そこで実務有用性を磨き上げたプロダクト・DXソリューションをヘルスケア・IT・不動産領域のお客様に提供しております。また、テクノロジーを保有している強みを活かしてM&Aや外部アライアンスも活用して他業種へ進出しております。今年度においては、「テクノロジーを用いて暮らしと医療をアップデートする」をスローガンに、少子高齢化という大きな社会課題を解決する、唯一無二のライフテックカンパニーとしてのポジション確立を目指します。 

 

マブチモーター株式会社について                                小型直流モーターのリーディングカンパニーとして、高性能・小型・軽量・高効率な製品をリーズナブルな価格で提供し、標準化戦略で高品質と安定供給を実現。自動車電装、家電・工具など、様々な用途に対応するモーターを展開しています。現在は、「モビリティ」「マシーナリー」「メディカル」分野に注力し、多様な「動き」のソリューションの提供を通じて事業拡大と持続可能な社会への貢献を目指しています。 

 

■カヤバ株式会社について                                   振動制御とパワー制御をコア技術とし、「人々の暮らしを安全・快適にする技術や製品を提供し、社会に貢献する」という理念のもと、主に自動車用緩衝器や産業用油圧機器の製造・販売を行っています。これまでの歴史の中で築き上げた、精緻な品質と確かな技術を基盤に、豊かで多様化する未来社会において求められる安全性や快適性を追求し続けることで、より高い品質・性能はもちろん、ユーザの感性や嗜好にまで寄り添った価値の提供を目指しています。 

 

NOK株式会社について                                    NOKグループは「Essential Core Manufacturing ― 社会に不可欠な中心領域を担うモノづくり」を通じて、長年培った界面制御技術を活かし、シール製品やフレキシブルプリント基板(FPC)を核に事業を展開しています。モビリティ、電子機器、医療・ヘルスケア、産業用ロボットなど多様な分野に技術・製品を提供し、社会の「安全」と「安心」を支えながら、新たな可能性を広げるソリューションを創出し続けています。ロボティクス技術の進化にも寄与し、より豊かな未来の実現を目指しています。 

 

■ヒーハイスト株式会社について                               直動機器、精密部品加工、ユニット製品の3つの事業領域により、社会を支える基盤を創出しています。システム製品においては、世界初の転がり案内による球面軸受を開発。ロボット関節への採用実績もあり、今後さらに求められる機能を高めて参ります。 

 

 

本件に関するお問い合わせ先                              SREホールディングス株式会社 企画管理部門 広報IR室                     Emailsre-ir-all@sre-group.co.jp 

 株式会社テムザック 企画本部 広報                                   Email:tmsuk-pr@tmsuk.co.jp