日本のヒューマノイドロボット産業の再興を目指す新団体として設立した一般社団法人「KyoHA(京都ヒューマノイドアソシエーション)」に、株式会社アイシン、特別協賛として株式会社アークが参画いたします。
■設立の背景
近年、米国の巨大テック企業や、中国のIT・EV・ロボット企業を中心に、ヒューマノイドロボット開発が急速に進展しています。日本はかつてのロボット先進国としての存在感を示していかなければなりません。 加えて、日本国内では自然災害や労働力不足といった社会課題が深刻化しており、ロボティクス技術への期待が高まっています。特に、人間に近い動作性能を持ち、極限環境下でも活動可能な「ヒューマノイドロボット」は、次世代の機械システムとして注目されています。 しかし、AIやソフトウェアの進化が進む中で、ハードウェア領域における国産開発体制や産業としての統合的な取り組みは未整備の状況です。こうした課題を打破すべく、モノづくりの都・京都にて、日本の技術力を結集する新たな産業連携の枠組みとして「KyoHA」を設立致しました。
モノづくりの体制
現在、以下の企業・機関がメンバーとして参画しており、今回新たに株式会社アイシンが参画、株式会社アークが特別協賛として参画いたします。産業界・学術界を横断する“ヒューマノイドのための日本連合”として、今後も広く参画を募ってまいります。
■理事および会員紹介
大学院情報生産システム研究科教授 橋本 健二(はしもと けんじ) 早稲田大学機械工学科卒業、同理工学研究科修士課程・博士後期課程修了、博士(工学)仏・College de France-CNRS博士研究員、明治大学准教授を経て、 2022年9月より現職。人間搭乗型2足ロボット、2足ヒューマノイド、災害対応4肢ロボットなどの脚型ロボットの研究開発に従事。近年はAIを活用したロボットの運動制御や複数ロボットの協調制御へと研究領域を広げている。
代表取締役社長 川久保 勇次(かわくぼ ゆうじ) 2005年、九州工業大学大学院博士後期課程を中退し、株式会社テムザックに入社。台湾現地法人テムザックフォルモサの代表(董事長)、テムザック執行役員などを経て、2020年に代表取締役社長に就任。
住友重機械工業株式会社
メカトロニクスセグメント駆動モジュール事業開発部理事 兼 DT-SBUドライブソリューション本部長 越智 大介(おち だいすけ) 1985年入社。開発・製造・品証・企画管理部門を経て、 2012年住友重機械ハイマテックス株式会社の社長に就任。 その後、住友重機械ギヤボックス株式会社取締役技術部長、 PTC事業部ドライブソリューション統括部長等を歴任。2026年より現職。
住友電気工業株式会社 研究開発本部 研究企画業務部 部長 片山 誠(かたやま まこと) 大阪大学大学院工学研究科博士後期課程終了後、1993年入社。放射光施設(Spring-8)にて産業活用プロジェクトに従事した後、光通信関連の製品開発を経て、2009年より Innovation Core SEI, Inc.(米国サンノゼ)社長として新規ビジネス開拓を担う。 2016年から研究企画業務部 企画部長、次長を歴任し、2024年より現職。
ローム株式会社 執行役員マーケティング本部長 髙嶋 純宏(たかしま すみひろ) 1985年入社。ラピスセミコンダクタ(当時)にてディスプレイドライバ LSI 開発などに 携わり、2020年ラピステクノロジー代表取締役社長に就任。2022年ローム執行役員 兼ラピステクノロジー社長、2024年ローム執行役員 LSI 事業本部長を経て 2025年4月より現職。
株式会社アイシン 執行幹部 筒井 洋(つつい ひろし) 1992年入社 製品開発センター 技術開発本部長、 VC事業センター 新規事業創成ラボ長、 カーボンニュートラル・環境推進センター 技術開発領域担当
株式会社アーク(特別協賛) ロボティクス事業開発部長 村松 邦明(むらまつ くにあき) 2006年入社、主にメーカーの開発支援事業を担う。2025年よりロボットに特化した ロボティクス事業開発部を立ち上げ、アークの得意としてきた短納期かつ 高品質なデザイン・設計、試作に加え少量生産までサポートする事業体制に従事。
■株式会社テムザックについて 人とロボットの共存社会を目指すサービスロボットメーカーです。医療、建築、パーソナルモビリティ、災害レスキューなど重労働や人手が足りない現場で、人に代わって活躍する多様な実用ロボット"WORKROID"(ワークロイド)を開発しつづけています。
■株式会社村田製作所について ファンクショナルセラミックスをベースとした電子デバイスの研究開発・生産・販売。「中期方針2027」において、ロボティクス分野を含む先端技術領域への積極的な取り組みを掲げており、社会的課題の解決に資する技術の開発を通じて、持続可能な社会の構築に貢献していきます。
■SREホールディングス株式会社について SREホールディングス株式会社はリアルビジネスのAIテクノロジー実装を通じ、蓄積した知見やデータを商品開発に活用しており、そこで実務有用性を磨き上げたプロダクト・DXソリューションをヘルスケア・IT・不動産領域のお客様に提供しております。また、テクノロジーを保有している強みを活かしてM&Aや外部アライアンスも活用して他業種へ進出しております。今年度においては、「テクノロジーを用いて暮らしと医療をアップデートする」をスローガンに、少子高齢化という大きな社会課題を解決する、唯一無二のライフテックカンパニーとしてのポジション確立を目指します。
■マブチモーター株式会社について 小型直流モーターのリーディングカンパニーとして、高性能・小型・軽量・高効率な製品をリーズナブルな価格で提供し、標準化戦略で高品質と安定供給を実現。自動車電装、家電・工具など、様々な用途に対応するモーターを展開しています。現在は、「モビリティ」「マシーナリー」「メディカル」分野に注力し、多様な「動き」のソリューションの提供を通じて事業拡大と持続可能な社会への貢献を目指しています。
■カヤバ株式会社について 振動制御とパワー制御をコア技術とし、「人々の暮らしを安全・快適にする技術や製品を提供し、社会に貢献する」という理念のもと、主に自動車用緩衝器や産業用油圧機器の製造・販売を行っています。これまでの歴史の中で築き上げた、精緻な品質と確かな技術を基盤に、豊かで多様化する未来社会において求められる安全性や快適性を追求し続けることで、より高い品質・性能はもちろん、ユーザの感性や嗜好にまで寄り添った価値の提供を目指しています。
■NOK株式会社について NOKグループは「Essential Core Manufacturing ― 社会に不可欠な中心領域を担うモノづくり」を通じて、長年培った界面制御技術を活かし、シール製品やフレキシブルプリント基板(FPC)を核に事業を展開しています。モビリティ、電子機器、医療・ヘルスケア、産業用ロボットなど多様な分野に技術・製品を提供し、社会の「安全」と「安心」を支えながら、新たな可能性を広げるソリューションを創出し続けています。ロボティクス技術の進化にも寄与し、より豊かな未来の実現を目指しています。
■ヒーハイスト株式会社について 直動機器、精密部品加工、ユニット製品の3つの事業領域により、社会を支える基盤を創出しています。システム製品においては、世界初の転がり案内による球面軸受を開発。ロボット関節への採用実績もあり、今後さらに求められる機能を高めて参ります。
■住友重機械工業株式会社について 一般産業機械から最先端の精密機械、さらに建設機械、環境・プラント機器までをカバーする総合機械メーカー。ドライブテクノロジーズSBUではサイクロ減速機を始めとした減速機・ギヤモータ・アクチュエータを提供し、近年ではヒューマノイドロボットに適した減速機・アクチュエータの研究開発を推進。「動かすを最適化して、社会・顧客の課題解決に貢献する」を事業ミッションとして、今後もさまざまな産業とロボティクス技術の進歩を支えていきます。
■ルネサスエレクトロニクス株式会社について ルネサスは、世界トップクラスのマイコンサプライヤとして、ロボティクス分野に積極的に取り組んでいます。モータ制御用マイコンやビジョンAIプロセッサなど組み込みプロセッサを中心に、モータの位置センサや電源用パワー製品、通信用製品など多彩な半導体を提供しています。また、これらを最適に組み合わせてエンジニアが事前に設計検証を行ったウィニング・コンビネーション・ソリューションを提案することにより、早期開発にも貢献しています。あらゆるモノとモノをつなぎ、エンドポイントのインテリジェント化を推進するなど、ルネサスは人々の暮らしを楽(ラク)にする技術で、持続可能な未来をつくることを目指してまいります。
■日本航空電子工業株式会社について JAEグループは、「コネクタ」「インターフェース・ソリューション」「航機」の3つの事業にて、革新的で創造性に富んだ技術・製品を次々と世界に提供し続けています。“Technology to Inspire Innovation”をグローバルスローガンとして、 これからもお客様のイノベーション実現を加速する技術開発、ものづくりに注力し、 ロボティクス技術やさまざまな市場に向けて価値を創出していきます。
■住友電気工業株式会社について 住友電工グループは「エネルギー」「情報通信」「モビリティ」を注力3分野と位置づけ、環境エネルギー事業、情報通信関連事業、自動車関連事業、エレクトロニクス関連事業、産業素材関連事業の5つの事業で、インフラや産業を支える製品・サービスを提供しています。「トップテクノロジー」を追求し、つなぐ・ささえる技術を進化させ、グループの総合力とイノベーションによって、社会や暮らしの進化に貢献しています。
■ローム株式会社について ロームは、1958年(昭和33年)設立の半導体・電子部品メーカーです。自動車・産業機器のほか、民生・通信など多様な市場に対し、グローバルに展開している開発・営業ネットワークを通じて、品質と信頼性に優れたLSIやディスクリート、電子部品を供給しています。得意とするパワー分野とアナログ分野では、SiCをはじめとするパワーデバイスやそれらの性能を最大限に発揮するための駆動IC、またトランジスタ、ダイオード、抵抗器等の周辺部品を含め、システム全体を最適化するソリューション提案を強みとしています。
■株式会社アイシンについて アイシンは、1965年の設立以来、クルマとともに進化を続けてきた自動車部品のグローバルサプライヤーです。「"移動"に感動を、未来に笑顔を。」を理念に、リアルな移動の進化に貢献するだけでなく、人々の「心」を動かすようなあらゆる"移動"体験を世界中の人々に提供するとともに、クルマの電動化やエネルギー関連事業など様々な技術開発に挑戦しています。
■株式会社アークについて アークの製品開発支援は、デザイン・設計・解析から少量生産まで一貫してサポートすることが可能です。ユーザーリサーチやコンセプトの立案、開発に欠かせない実証実験用の試作(PoC)、量産化までトータルでお手伝いいたします。これまで多くの開発をサポートしており、イノベーションの実現に挑戦する企業をご支援いたします。
■本件に関するお問い合わせ先 一般社団法人京都ヒューマノイドアソシエーション info@kyoha-robo.or.jp